ジャム作り歴10年以上のそよパパの〜失敗なし!綺麗で美味しい!いちごジャムの作り方【レシピ】

そよ家のいちごジャムの作り方

いちごジャムを毎年作ってます。作り続けて・・数えられん。

まあ10年は軽く超えているということで。

その間、レシピを変えつつ試してきました。

なので、何回作ってきても同じようにできないですが、失敗しない作り方で作れば大丈夫。

そよパパ
そよパパ

あ、今すぐ作れるって思った人、ごめんなさい。下準備いれて3時間〜1日かけます。これが絶対失敗しないコツなんだけど。

目次

イチゴジャム作りの失敗って?

ジャム作りで失敗することって・・・

  • 焦がす(1度だけある💧)
  • 出来上がりが緩すぎ(勘はだめ✖)
  • 量を多く作りすぎ(少ないと早くできるし焦がしにくい)
  • 甘すぎ(砂糖量多すぎ)

くらいかなー?

そよパパのレシピ、めちゃくちゃ簡単です。焦がすのだけ注意は必要ですよ♪

 

イチゴジャムのレシピ

・いちご・・・ 1-1.2kg
・砂糖(*)・・・400g
・レモン汁・・・大2(市販のレモンエキスなどは大1で)


*・・・半量500-600gでも良いけれど、一度に2kgはオススメしません。作る時間が一気に長くなるのと、ジャムの飛び跳ねが鍋を超えて手に火傷したり、コンロまわりがジャムだらけになります。アクの量もかなりあり、本当に「仕事」になっちゃう😓

*砂糖・・・白糖は色が明るくなるけれど甘くなりすぎるので。それならまだグラニューの方が良い。ただし、グラニューは味が薄っぺらい。作り続けるとジャムのコクに気がついてきて、それは砂糖が違う場合が多いです。
花見糖、きび砂糖、黒糖、カソナード糖など、ここは予算とにらめっこして。そよパパは、花見糖かきび砂糖。黒糖は出来上がりが赤黒くなるけれど美味しい。


そよパパ
そよパパ

*イチゴの美味しさが楽しめる甘さのジャムです。長期保存したい場合は、砂糖の量をイチゴ量に対して7割〜同量まで増やします。出来上がりも、とろっとするよりも、しっかりした感じのジャムが出来上がりやすいです。

 

いちごジャム作り〜用意する道具

大鍋・・・ジャムを煮ると熱いのが弾けてくるので高さあるほうがいい(火傷防止、コンロまわりの飛び跳ね防止になります。)。そよパパのは6L鍋。

木べら・・・煮詰めるときに使います
おたま・・・瓶へ移す時に使います
トング・・・煮沸した瓶を取り出すときに使います
保存用瓶・・・手元にある瓶をかき集めましょう。無ければホームセンターへ(*1)♪
トレイと網・・・煮沸消毒した瓶を置く場所
アク取り、アク入れ容器
小皿・・・直径13-15cmくらいの平皿を一枚


*1 瓶の容量は、イチゴの量に対して1.5倍くらい用意します。実はイチゴの水分量&煮詰め具合に寄って出来上がり量に変化があるので、一概にこのサイズをとは言えないんです。そよパパは500ml瓶、400ml瓶、200ml瓶など複数用意して、大きな瓶から詰めてます。(大瓶もあっという間に無くなる)

 

いちごジャムを作るための下準備

ジャム作りの下準備ってなれるとすぐに出来るようになりますよ♪

1.いちごのヘタをとり、よく洗う。(*1)

2.小粒の場合は半分、中〜大粒の場合は4分の1くらいにカットし、大鍋へ入れる。(*2)

3.大鍋に入れたいちごに砂糖をいれて木べらで混ぜ合わせる

4.鍋に蓋・またはラップをして2時間〜一晩室温へ置いておく。イチゴから水分が出てくればOK。(*3)

これはカットしてないタイプのジャムですが、水分が出てきているのが分かると思います。

5.保存用瓶は綺麗にあらっておく。(*4)


*1 もうひと手間かけるなら、洗ったイチゴの水分をキッチンペーパーで拭き取る。

*2 いちごの状態により判断が必要。いちごが硬い場合、それほど煮崩れないので、小粒でも半分に切ります。逆に柔らかい場合、大きくても簡単に煮崩れるので、半分だけで良い時もあります。丸ごとを楽しみたい場合は、カットなしでもOKです。

*3 5月で暖かい場合は一晩、4月でまだ寒い場合は12時間〜24時間で様子をみます。ただし、日中暑くなるのであれば注意します。日中不在になるなら、冷蔵庫へ入れて砂糖が溶けるスピードを落とすこともできます。

*4 瓶はジャム作りと平行して消毒するのが一番安全。もし同時にできないようであれば、先に消毒をしておき、布巾・ラップなどをかけてホコリがつかないようにしておきます。(できるだけ熱い瓶の方が望ましい)


*時間・・・2時間〜一晩と幅をもたせてますが、要はいきなり火にかけず、イチゴから出てくる水分を利用して、焦げないようにしようということ。私は一晩置いてしっかり水分を出してます。

 

いちごジャムの作り方

1.小皿を冷凍庫へいれます。
2.木ヘラ、おたま、アク取りなど用意します。
3.イチゴの鍋、瓶消毒用の鍋を並べて強火にかけます。
  (消毒用は、沸騰したら瓶と蓋を入れてジャム出来上がりまで煮沸)

4.イチゴ鍋は、木べらで鍋底をこするような感じで、8の字に混ぜ続けます。

5.アクが出てきて、鍋から溢れそうであれば中火にしてもいいのでアクを取り続けます。慣れてきて強火のままできる場合は、底を混ぜながらアクを取ります。

6.量が3分の2くらいまで減ったなーっと思ったら。冷凍庫に入れておいた小皿を出して、その上に一滴垂らします(慌てなくて良い)。

そよパパ
そよパパ

30-40秒ほどおいて、お皿を手に持ち傾けてみます。
この時、水のようにサーッと流れるか、とろ〜っと流れるかを観察します。水のように流れる場合は、もう少し煮込みます。すでにトロ〜っとしている場合は、次のステップへ進みます。

お皿違うけど😁。こんな感じでチェックしてます。

この方法で、出来上がりの時のジャムの硬さの目安ができます。

そよパパ
そよパパ

ただし、ごめんなさい。

室温やらお皿の冷え具合、そして砂糖の種類でばらつきがでます。煮込み具合が足りなくなるのを防ぐための方法と思っていただけたら良いです。(先にも書きましたが、保存重視で砂糖を多くした場合は、ドロ〜っとした感じになるのが早いかな)

7.好みの硬さになったら火を止め、レモン汁を入れてよく混ぜて完成。(瓶詰めの間も余熱で温まり続けてます。)

8.煮沸した瓶をトレイへ出す。

9.煮沸した熱い瓶熱いジャムをいれます。縁まで入れて蓋をし、逆さまに置いて冷まします(*)。


*保存期間・・・常温で約1年。開栓後は冷蔵庫。宮崎は常温も高いので冷蔵庫へ入れてます😓。

*隙間・・・隙間があると蓋の内側に水滴がつき、ジャムの変色・カビなどの原因になる。量が足りず隙間が大きく空く場合は、そのジャムを優先的に使い切ることが大事ですよ。

 

いちごジャム作りのQ&A

偉そうに書いてますが、まあ受け売り+書籍+経験値からってことで。

Q1.イチゴは少し青くても大丈夫?

多少青くても問題ないです。

ジャム用のイチゴは特にそういうのが多いです。半分くらい青いの食べたことありますけど、ちゃんとイチゴの味がして美味しいんですよ〜♪

Q2.イチゴの形があまり残らないジャムを作りたい

イチゴの状態によって対応が変わります。

イチゴがよく熟れている場合は、半分にするだけでも大丈夫。

逆に硬めの場合は、4分の1カットやダイス状にして、砂糖につける時間を長めにします。室温が暑すぎると発酵するので要注意です。

裏技冷凍庫でイチゴを凍らせる

ダイスカットするのも手間というのであれば、ヘタをとって洗ったイチゴの水分をよく拭き取り、半分カットしてジップロックへ入れて冷凍庫へいれます。一晩で固まるのでそれを取り出し、砂糖を加えて混ぜて自然解凍。冷凍焼けさせては駄目ですよ。ホロホロになった感じのジャムができます♪

Q3.イチゴを砂糖につけてずっと置いていたら泡が出てきた

これは発酵が始まってます。

放っておくとカビが生えるので、すぐに作りましょう。時間がない場合は、冷蔵庫に入れて時間稼ぎできますが味が変わってきますのでなるべく早めに作るのが良いです。

Q4.瓶はどれを買ったらいい?

普段使っているJam瓶を保存して再利用が一番お金のかからない方法です。

お店で買うなら、Jam用瓶がホームセンターなどで売っています。

Q4-1.瓶の価格の違いは?

価格は、大きさとガラスの厚みによる差です。

当然丈夫な瓶の方が良いので、お土産などで瓶詰め商品を買うことがありますが、丈夫そうな瓶はよく洗って保管しておくと良いですよ。

Q4-2.シールを剥がす良い方法ありますか?

シールは、ドライヤー・お湯・シール剥がしなどで綺麗に落とせます。

このシールが残っていると、煮沸するときに瓶内部にまで糊が付いてしまい、手に負えなくなってしまいます。最後に残った糊は、アルコールで綺麗に落とせますよ♪

 

Q5.長期保存するにはどうしたらいいですか?

砂糖の量をイチゴ量に対して7割〜同量まで増やします。

出来上がりがしっかりしたジャムになります。出来上がったジャムは冷暗所または冷蔵庫へ。

Q6.消毒が面倒くさいです

消毒は、簡易消毒と煮沸消毒があります。

簡易消毒は、よく洗った瓶に度数の高いアルコールをいれて蓋をして振る方法。すぐに使い切る量でつくるなら、簡易消毒でも全く問題ありません。

中〜長期保存なら絶対に煮沸消毒にしましょう。

Q7.この分量で作る時間はどれくらいですか?

作業自体は約1時間くらいです。

イチゴのヘタとりで15-20分ほど。砂糖を加えて置いておく時間を2時間として。鍋で煮る時間は、約20-30分。瓶詰め10分。

手際よくなると、イチゴのヘタ取り・瓶詰め作業が高速化します😂

Q8.どうして強火で作るのですか?

短い時間で作ることで、イチゴの変色を抑えることができるからです。

おそらくジャム作りは弱火でじっくりと作るから時間かかって大変というイメージがあると思います。砂糖とイチゴを鍋に入れてすぐに火をかけるなら絶対にその方法ですが、どれだけ気をつけても焦がすことがあります。

このレシピは、予めいちごから水分を出すことで、イチゴがすぐに焦げるのを防ぐことができます。あと、強火で作り作業時間を短くすることで、イチゴの色の変色も防げています。

Q9.レモン汁がない場合は?

他の柑橘類、または砂糖倍量で対応できます。

レモン汁はジャムのとろみを出す手助けをしてくれます。またジャムの味に少し柔らかさを出してくれます。美味しさがアップするので、ぜひ市販のレモンエキスでも良いので出来れば用意してください。

どうしてもない場合は、砂糖の量を倍に増やします。(200gなら400gへ)砂糖の量が多いと、とろみが付きやすくなりますよ。

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いちごジャムづくりのまとめ&1枚レシピ

簡単に書こうと思ったら意外と長くなってびっくり。

いつものお約束、一枚レシピを書いて締めくくります。

一枚には苦しかった・・・

ジャムはお店で買うのもいいけれど、自分で作れるなら作ったほうが絶対に美味しいのが食べられます。

そよ家では、ジャムを大量に作りますが、消費も年々増えてて、さらにお礼として配っているのであっという間になくなります。

冬〜春にかけては、市販のジャムに頼ることも多いのですが、春になるとイチゴジャムを沢山作って、沢山食べてます。

2020年春は、緊急事態宣言で自宅にいることが多いですよね。買い物のときに、ジャム用のイチゴを見つけたら買ってみて、ぜひ挑戦してみてくださいね。

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では〜。

 

もっといろいろなジャムやお酒を作ってみたい人は、こちらの本がオススメです♪

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