どうしてお肉食べなくなったの?とかよく聞かれる。
別に食べなくても生きていけるじゃん?っていうところかなあ?
もともとお肉をありがたく食べる人でもなかったんですよね。
お肉を探していて気がついたこと
○お肉があふれるくらいある
子どもたちが食べたいお肉(骨付きのドラム肉)を探していたときのこと。いつも行きつけのお店にいくと置いてありません。別のお店にいっても無くて、チェーンのスーパーに行ったら大量においてありました。
そこにあるのは、国産、ブラジル産、宮崎産。
お目当てのお肉以外にも、胸やもも、ステーキ肉などなど。
このお肉の量、おかしくないですか?
宮崎の片田舎の方のスーパーを3軒ほど回ったら、お肉が大量に大量に置いてあります。でも、どう考えてもこの町の人口以上にありますよ?これが毎日ですよ?
余った肉、どこいくの?
どこに言っても食べ物があるのは便利なんだけど、なにか違和感を感じました。
妻から見せられたドキュメンタリー映画
そんなときに、2019年春、妻が肉を一切食べない宣言をしました。理由を聞くと、一本のドキュメンタリー映画を家族に見せられたのです。
Netflix What the health?(健康って何?)
今の食生活が実は作為的に作られているものだとしたら?
誰のため?何のため?
そういうことを考えさせられる動画です。
見たことが無い方、オススメします。
大きな声で畜産を否定できない理由もよく分かります。
もしNetflixではなく、Youtubeでよければ、
こちらの動画があります。
古くて映像も綺麗ではないです。
しかも話し方も洗脳しているような感じを受けるので、個人的にはNetflix版をオススメします。
並んでいるお肉の見え方が変化するので、興味本位だけでみるのは止めておいたほうが良いかも。
本から垣間見えた真実の歴史
最近読んだ本『サピエンス全史』
この本は人類の進化(?)について色々な観点から様々な気づきを与えてくれる良書です。
その中で、やはり人類は周りの動物を駆逐・絶滅させてきた種であることを再認識できますし、農耕社会・貨幣経済へと進んできたために、生き物を効率よく育て食べる方法を洗練させてきたことも察することができます。
詳しくは本を読んでいただいたほうが良いかなっと。(漫画版はあまりオススメしないです)
読むのがキツイときは、オーディブルが良いです。私も最初はオーディブルで聞きました。その後、本も読みたくなったので♪
ともあれ、これらのことが我が家で続き、子どもたちを含めて菜食中心の生活をするようになりました。
ただし、子どもたちには強制はしてません。食べたいときにお肉を食べてますし、お弁当にお肉が必要な時は入れてあげてます。
ただし、卵・牛乳は一切口にしなくなりましたね・・・
もどき料理は楽しいけれど大変
まずは、もどき料理をつくり始める
これは普通のことだと思います。むろん、最初はこれが「もどき」と言うことは知りませんでした。
今まで食べてきたものを再現しようとするのは、頭の中の食生活イメージがそれ以外存在しないから。
- 肉なしでハンバーグどうする?
- 麻婆豆腐食べたいな?
- 卵なしでチャーハンってできるの?
- パンはバターなしで大丈夫?
- 卵や牛乳の代替品は?
などなど、浮かんでくる疑問は尽きません😁
毎日毎日頭を抱えて悩みまくる😁
以来、試行錯誤の毎日です。
- 少ないネットや本を真似して作ってみる
- 味がとても似ているので嬉しくなってどんどん作る
すぐに大豆製品が中心になることがわかりました。
でもまだこのときは、メイン料理を変更することで精一杯。あと、大豆をメインに使っていて、副菜はどうするのだ?とか考えることが増えてきてました。
私も正直行き詰まりというか、どうして良いのか分からないような感覚になりました。
↓実際に買ってみた本。確かにすごい内容ですが、これを実現するのはかなり大変かな?とか尻込みしたのも事実です。
献立の考え方を変えてみた
そもそも見つからない菜食中心の献立
肉中心の献立はあるけれど、野菜中心の献立は珍しい(単品レシピサイトはたくさんある)。
肉中心の献立は、子どもが通っていた保育園のお昼メニューをみながら、それを夜ご飯へ転用して作ってました。あとはネットで献立サイトをみて作る生活が3年くらいかな?
その時参考にしてたのが楽天レシピ。
https://recipe.rakuten.co.jp/menu/
1汁2菜の献立を作っていた私にはとても頼りになるサイトでした。しかし、改めてみると、どれもお肉・お魚をメインに組み立てていることがわかると思います。
結局、菜食中心の献立は国内で2カ所ほど見つけましたが、なんというか・・・もどき献立がメインだったのですね。先にも触れましたが、もどきは手間がかかるという思いが強く海外サイトを調べたりしてました。
結論:数多くの食材を口にすると栄養バランスも自然とよくなる
プロの調理師さんや、セミプロなみの腕をもつ主婦のみなさんからしたら、私の献立方法は笑われてしまうかもしれない。だけど、一冊の本を読んで、数多くの食材を少しずつ(できるだけ生で)摂る、という方法がストンと腑に落ちたのです。必要な栄養はほとんどそれで賄えるのです。
ナッツ類もどんどん食べるようにすすめているので、すこし日本的ではないところもありますが、全体的に栄養の摂り方のヒントを得られる本です。(B12についてはサプリメントでしたけどね。我が家は魚でカバー中。)
もちろん、摂りすぎを注意すべき食材もあります。フルーツはついつい沢山食べすぎてしまう、とか😂
以前、一日あたりで考えるのではなく、1〜2週間で栄養バランスが摂れているかを考える、というアドバイスをいただいたことがあります。
今ならその時に言われた意味が分かるような気がします♪
Twitterで見つけた小鉢料理の写真
最初はすごいなー、綺麗だなー、としか思わなかったのです。
最近はお料理のTwiが少なくて寂しいですが、
何度かみているうちに、
自分が作りたいお料理ってこういうのじゃない?
と思ってやってみることにしました。
すると、
料理作りがめちゃくちゃ楽になった!!!
これは本当に大きな発見でした。
そこからさらに試行錯誤して自分で献立をつくる方法を考え出しました。
改めてまいさんの料理をみるけれど、完成度が半端ない・・・。😓
いつかそこまでたどり着きたい!
一汁二菜+デザートから、一汁七菜+デザートへ
一汁七菜+デザート? と思われたかもしれない・・・😓
デザートは、食後のゼリーをよく作ってて。
ちゃちゃっと作って冷やすだけ、という。
なのでそれほど大変ではないんです。
(市販のゼリーを買うより断然健康的でお得です。)
問題は、七菜ですね。
なぜ七菜かというと、一菜ごとの量が少ないからです。
食べ盛りの子どもたちの胃を満たすのは大変。
厳密には七菜無いときもあります。
食材ないとさすがに厳しいので。
漬物グループも一菜に入れたりします😂
思いつかないときもあります・・
そんなときは諦めて、せめて色合いだけでも異なるようにみえれば良しとしてます。😓
七菜にしてからの変化
圧倒的に調理時間が短くなった
ほとんどが
- お野菜をそのまま調理
- 最低限+お弁当分の量を作る
というスタイルなので、めちゃくちゃ簡単であっという間に料理ができてしまいます。
もちろん手の混んだ料理を選ぶとそれなりに時間がかかりますし、メインによっては普段と変わらなくなることもあります😂
旬の食材をいただく喜びが増えた
宮崎はお肉もそうですが、お野菜も美味しい土地柄です。産直市場がいたるところにあり、そこでは農家さんが毎朝採れたてのお野菜を並べて売っています。
スーパーにいくと一年中同じものが置いてあるのでわかりませんが、産直市場は旬のお野菜がすぐに分かります。そして、大量にとれるからお安くなっていることが多い!(これ大事ね)
買い物する時間がない方、スーパーでの買い物を気乗りせずするくらいなら、お野菜をネット通販で取り寄せる方法もあります!家まで届けてくれるので、運ぶ手間もなく便利ですよ♪
食材選びは「旬」で「美味しそうか」が基準になった
以前は一週間分の献立を立てていたので、一週間分の食材をまとめて購入してました。
とても効率的で良いかなと思ってずっとそのスタイルでした。
この方法で困っていたのは、
旬の食材が献立にはいってないときにどうしようか
と悩むことがあったこと。
そもそも献立サイトというのは、どこの地域を基準にしているのか?
特に宮崎は南国、お野菜のでる時期にかなりズレがあります😓
市場に行かないと何が旬なのか、そよパパにはほとんどわかりませんでした。
献立を崩したくない、だけど食材は欲しい、ということが何度もありました。
でも、判断基準を「旬」・「美味しそうか」とすると、市場にいって決めることができます。収穫したてのお野菜をすぐに購入できます。あとは色の配分や、購入量をどれくらいにするかだけ。
調理は手元にある食材から作り出していくので、どれを買っても調理には困りません。
意外と残るので作り置きになる
仮説ですが、異なる食材、異なる味付け、異なる食感、これらをバランスよく食べることで、お腹が満たされていっているのではないか?ということです。
複数のおかずを少しずつ出すと全部なくなるかも?と思われるかもしれませんが、これが意外にもそうではないんですよね。むしろ単品で出していたときのほうが、おかずが残らないことのほうが多かったです。
実際に食べ盛りの子どもたちも、以前の献立よりもたくさん食べてる感があるのか、おかわりの量が減ってます。
残りはお弁当へ
残ったおかずは、翌日のお弁当へ回せます。
私は夜に翌日のお弁当のおかずだけを詰め込みますが、うまくいくと追加調理なしでお弁当のおかずが埋まってしまいます。
子どもが進学するとさらにお弁当が増えるので、この方法で乗り切れればなと思ってます。
洗い物がたまらなくなった
料理を作って汚れたフライパンや鍋がシンクにたまり、食後の食器が積み重なり・・・😓。この状況は作り手にとってかなりストレスなんです。
そもそも作っただけで疲れてるんですよね。片付けは誰かやってくれよ!(誰もおらんけど)という状態なんですわ。なので、このスタイルになるまでは洗い物が苦痛で仕方がなかったです。
今は、使い終わったらすぐに洗ってます。というか、鍋やフライパンやボウルを使い回しするんで必要なだけかもしれんけど。
パパで何手伝えばよいか分からないなら、洗い物や食器の片付けなどをしてくれるだけでもママは大助かりですよ。ただし、片付ける場所はちゃんと覚えること😁。
おわりに〜献立方法のご紹介
最後まで読んでくださってありがとう!
お礼に1汁7菜の彩食献立方法をご紹介します。
子どもたちが大きくなっても、未だ子育て真っ最中です。食事担当になっているからには、美味しいものを食べさせてあげたいと常々思ってます。
そよパパも日々作りながら叫んでます😂
一緒に子育てがんばりましょうね♪
『食の錬金術師』(LV.1 見習い)
↑Twitterのフォロワーさん(ちはやさん@chihaya_seto)のオラクルカードから頂いた名です。😁
- 2019/4/22から菜食中心料理へ変更しました。(5年 )
- 2019/7/24から小鉢料理へ変更しました。(5年 )
子どもたちのために楽しみながらレパートリーを増やせていけたらな、と思ってます。