TRUEFREE Clip C10 レビュー|10日使って感じた着け心地・音質・使い勝手まとめ

TRUEFREE Clip C10を装着してリラックスする女性。耳をふさがないイヤーカフ型デザインで快適な“ながら聴き”を実現

※本レビューはメーカー提供によるものですが、使用感・評価は筆者の実体験に基づいて正直にお伝えしています。

目次

TRUEFREE Clip C10ってどんなイヤホン?

朝から夜までつけっぱなしでも耳が痛くならない。
音質そこそこでも、“ながら聴き”にはめちゃくちゃちょうどいい。
そんなライトユーザー向けの新しいイヤホンが「TRUEFREE Clip C10」です。

イヤーカフ型のワイヤレスイヤホンで、耳の中には入れず、ふちに“挟む”ように装着するスタイル。カナル型やインナーイヤー型とは違い、開放感がありながらも、しっかり音が聞こえる設計になっています。

本体とケースのイメージ

この構造のいちばんのメリットは、長時間つけても耳が痛くなりにくいこと。テレワーク中や通勤・家事のあいだなど、「とにかく快適に使いたい」って人にぴったりのタイプです。

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Clip C10 の主なスペック

項目内容
装着タイプイヤーカフ型(オープンイヤー)
Bluetooth5.4
連続再生時間最大8時間(ケース込みで約28時間)
※急速充電対応:10分で約1.5時間使用可能
防水性能IPX5(生活防水レベル/小雨・汗OK)
重量(実測)約5.3g(片耳)
ケース込み 約44.8g
充電ポートUSB Type-C

スペックだけを見ると、「軽さ・快適さ・日常使いしやすさ」のバランスがとれた万能タイプ。特に「1日中つけっぱなしで作業したい」「耳をふさぐ圧迫感が苦手」という人にフィットする設計です。

また、TRUEFREE Clip C10 と前回レビューした SoundPEATS Clip1 を見比べてみると、いくつかデザイン上の違いが見えてきました。

  • 本体サイズは Clip C10 の方が一回り大きく、存在感あり。
  • スピーカー部と本体をつなぐチューブは、C10の方が小さめで、軽さと開放感を重視した設計。
  • スピーカー開口部の形状は、C10が横線状の穴3つ、Clip1は六角形+中央1つの計7つと異なる。
  • スピーカーとの接続構造も異なり、Clip1は外側から包むタイプ、C10は中央1点でつなぐタイプ。構造の違いが装着感に影響している可能性も。

実際に装着してみると、フィット感は個人的に Clip1 の方が上に感じられました(特に運動時や長時間の使用時)。構造の違いが見た目だけでなく、装着時の使用感にも影響しているようです。

なお、価格は Clip1 の方がやや高めですが、デザインやフィット感を重視する人には選ぶ価値があると感じました。

ケースはややプラスチック感があり、持ち運び時の高級感はあまり感じられませんでした。

Clip C10とSOUNDPEATS Clip1 との比較写真

※レビュー中にアプリとの接続が一時的にうまくいかない状況がありましたが、再接続後は正常に動作しました。プリセット変更による音質の変化は控えめで、デフォルト設定のままでも十分使用可能です。ただし、他モデル(Clip1)と比べると、明瞭感はやや劣る印象もありました。

TRUEFREE Clip C10 は、「軽くて開放感があり、日常的にストレスなく使えるイヤーカフ型イヤホン」という立ち位置で、特別な機能を求めない“ながら聴き”用途に非常に相性のいい1台だと感じました。

着け心地・フィット感はどうだった?

TRUEFREE Clip C10 の第一印象は「とにかく軽い!」のひと言に尽きます。

実測で片耳わずか約5.3gという超軽量設計で、「着けてるのを忘れる」ような感覚すらあります。イヤーカフ型という構造上、耳の中に入れずふちに引っかけるだけなので、耳をふさがない開放感と圧迫感のなさが魅力です。

普段は Shokz や Clip1 を使っていますが、Clip C10 はより“ながら聴き”に向いたモデルという印象でした。ただし、激しい動きでは落とす可能性があり、実際に肩で擦ったり、エプロンをかけたときに外れたこともあります。一方で、歩行や家事、デスクワークなどでは問題なく使えました。

マスク・メガネとの相性は◎

イヤーカフ型のもう一つの魅力は、マスクやメガネとの干渉が少ないこと。

耳の“ふち”に引っかける構造なので、マスクのゴムやメガネのつる部分と重なりにくく、装着時のストレスが大幅に軽減されます。花粉症の時期や、メガネ+マスク生活をしている人にはうれしいポイントです。

実際に装着したイメージ
マスクが重なってもイヤホンともつれないのがいい。

落ちやすさと安心感のバランス

Clip C10 は軽くて快適で、耳への固定力も問題ない印象です。
ただ、何かが当たるとズレたり外れたりする場面もありました。

一方、Clip1 は耳を包み込むような形状で、実際に装着したとき、耳全体をしっかりホールドしている感覚があります。

Clip1の装着イメージ
Clip1の装着図
  • 人が多い場所で安心感を取るなら、耳掛け型(Shokz・Clip1)
  • 静かな環境で快適さを重視するなら、イヤーカフ型(Clip C10)

以上のように、シーンに合わせて使い分けるのがおすすめです。

音質レビュー|動画・音楽・Audibleで試してみた

TRUEFREE Clip C10 の音質は全体的に低音寄りで、“ズン”と響く感触がありました。中高音はやや控えめで、音の抜けや繊細さを求めると物足りなさを感じるかもしれません。

音楽視聴では、ロックやEDMなどリズム重視のジャンルには向いていますが、ボーカルの輪郭や楽器の繊細さはやや埋もれやすく、じっくり聴きたい人には不向きかもしれません。

動画では映像との音ズレは感じられず、Bluetooth 5.4 の安定性が生きています。ただ、セリフはややぼやけて聞こえる場面がありました。

Audible や Podcast との相性は良好で、ナレーションの通りもよく、長時間聴いていても疲れにくい印象です。低音が前に出すぎて“こもっている”と感じる人もいるかもしれませんが、BGM的な用途なら問題ありません。

同じイヤーカフ型の Clip1 と比べると、Clip1 の方が音の輪郭や解像度がはっきりしており、C10 は快適さや気軽さ重視の音作りという印象でした。

スマホ連携&アプリの使い勝手

TRUEFREE Clip C10 は Bluetooth 5.4 に対応しており、スマートフォンとのペアリングはとてもスムーズです。初回はケースを開けるだけで検出され、接続速度も速め。以降はケースを開くだけで自動接続され、毎日の使用でもストレスはほぼありません。

TRUEFREE専用アプリでは、ゲームモード、イコライザープリセット、ボタン操作のカスタマイズなど多機能が使えます。ただし、実際に設定を変えても体感での音質変化は控えめで、デフォルト設定でも問題なく使える印象でした。

アプリ登録にはメール認証などの手間がありますが、細かい調整をしたい人には便利。とはいえ、アプリなしでも十分快適に使える点は、Clip C10 の大きな魅力です。

実際の操作感と使い勝手

Clip C10 の操作は物理ボタン式で、イヤホン側面を押すことで再生・一時停止・曲送り・音量調整などが可能です。タッチ操作ではないため、髪の毛やマスクに触れても誤作動が起きにくく、外出時でも安心して使えます。

ボタンの押し心地は軽めで、耳への圧迫感も少なめ。左右どちらでも装着できる設計で、使いやすい方を左用・右用として決めておけば、操作のクセに合わせて快適に使えます。(防水的には下向きがおすすめかも)

Bluetoothの安定性・日常利用での実用性

TRUEFREE Clip C10 は Bluetooth 5.4 に対応しており、接続の安定性は良好です。iPhone や PC での接続テストでも、屋内外ともに基本的に安定して使用できました。端末の切り替えや室内での移動中もスムーズで、ストレスなく使えます。

まれに音が一瞬途切れることもありましたが、原因は特定できず、通信環境や使用デバイスによって変わる可能性がありそうです。

軽い屋外運動や散歩でも問題なく使え、IPX5の防水性能があるため、汗や小雨程度なら安心して使用できます。また、耳をふさがない構造により、外音も自然に入るため屋外でも安全性は高めです。

※オンライン会議での通話品質は未検証です。

ここはちょっと気になった…Clip C10の惜しいところ

TRUEFREE Clip C10 は快適さを重視したモデルですが、使ってみて気になった点もいくつかありました。

まず、充電ケースの素材は軽く、蓋のかみ合わせがやや弱く感じられました。横からの圧に対してたわむような感触があり、バッグの中での持ち運びには注意が必要かもしれません。

音質についても、“ながら聴き”用途には十分ですが、音楽をじっくり楽しみたい人にはやや物足りなさを感じる場面もあります。特に中高音の繊細さや立体感を求める場合は、他モデルを検討してもよいかもしれません。

使用中に片方の接続が一時的にうまくいかないこともありましたが、装着位置を調整することで改善するケースが多く、大きなトラブルにはなりませんでした。

Clip C10 はこんな人におすすめ!

TRUEFREE Clip C10 は、「快適さを最優先したい人」にぴったりなイヤホンです。軽くて耳をふさがない構造は、マスクやメガネと併用してもストレスが少なく、長時間の使用にも向いています。

音質は低音寄りのチューニングで、Audible や YouTube など音声コンテンツや、作業中のBGM用途に最適です。IPX5の防水性能もあり、ウォーキングや軽い外出でも安心して使えます。

🎧 こんな人におすすめ

  • 軽くて快適な装着感を重視したい
  • メガネ・マスクと併用することが多い
  • Audible・YouTubeなど“ながら聴き”用途が中心
  • 音質よりもストレスの少なさ・自然な使い心地を求めている
  • 在宅ワーク・家事中に長時間使いたい

🌀 合わないかもしれない人

  • 重低音・臨場感をしっかり楽しみたい人
  • 映画・音楽をじっくり聴きたい人
  • 高級感や素材の質感にこだわる人
  • 通勤ラッシュなどでしっかり耳に固定したい人

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まとめ|TRUEFREE Clip C10 のGood&惜しいところを正直レビュー

軽さ・自然さ・ストレスのなさが伝わる装着感イメージ

TRUEFREE Clip C10 は、イヤーカフ型という新しい選択肢を提案してくれるワイヤレスイヤホンです。「軽さ」と「快適さ」に全振りした設計で、耳をふさがない安心感と、装着していることを忘れるフィット感が魅力。

一方で、音質やケースの質感などでは気になる点もあり、「なにを重視するか」で評価が分かれるアイテムでした。

【良かった点】

  • とにかく軽くて快適な着け心地(片耳約5.3g)
  • 耳をふさがない構造で開放感がある
  • メガネ・マスクと干渉しにくい
  • アプリなしでも十分使いやすい操作性
  • 防水対応で日常使いに強い(IPX5)

【惜しかった点】

  • ケースの質感や耐久性にやや不安あり
  • 中高音の抜けや明瞭感は控えめ
  • 音楽鑑賞にはやや物足りない場面も
  • 片耳の接続が不安定になることがある
  • 激しい動きでは外れる可能性あり

TRUEFREE Clip C10 は、快適な使い心地と開放感を重視した“ながら聴き”向けイヤホンです。音楽をじっくり楽しみたい人や、強いフィット感を求める人には合わないかもしれませんが、在宅ワークや家事など、ストレスフリーな日常使いを求める人にはぴったりの一台です。

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