海外の家庭菜園動画を見ていると、必ずと言ってよいほど目に入るのが、水耕栽培。
省スペースで収穫量が多いこの方法は、各国の農業に大きな革命をもたらしています。
自作しようと思いましたが、コスト的に今回購入した水耕栽培キットと変わらないと判断したので、お試しで購入しました。
今回は水耕栽培キットの組み立てレビューです
今回購入した水耕栽培キットはこれ
LAPOND 水耕栽培キットといい、外で育てられる、やや大きめのキットです。
大は小を兼ねるではないけれど、今回は一番大きいのを注文しました。
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組み立てに準備するもの
特にありません。
接着剤で各パーツを固定するなら購入しても良いですが、全部接着するとメンテナンスが大変なので、おすすめしません。
そよは地元のホームセンターで接着剤を買ってきました。
Amazonでみると、安いのがあったのでそれで十分かと。上の接着剤はオーバースペックな気がしますw
基本的に接着剤なしでOKの商品です。
私は水漏れが嫌だったので万全を期して購入しました。
最初は固めに組み上がるので不要で、分解して洗うたびに緩くなるのではないか?と思います。その時に接着剤を使うと良いでしょう。
同梱物の確認
まず最初に面倒くさくてもすべてのパーツがあることを確認します。
不足分があるときは、同梱されている用紙の連絡先へ連絡して部品を取り寄せましょう。
組み立てで気をつけること
パイプを接続するときには水平に注意します。
組み立ての時、床において真っ直ぐになっているか確認しながら進めましょう。
組み立て自体はとても簡単ですが、少し広めの場所で組み立てたほうが楽だと思います。
少しぐらいの歪みは許容範囲ですが、なるべく真っ直ぐになるようにしたほうが良いです。特に接着剤を利用する場合は、素早くL字を床に押し付けて並行を保ちましょう。
設置スペースについて
組み立てると意外と大きく感じます(奥行き約52cm x 横約97cm x 高さ約100cm)。
設置スペースは手入れや収穫も考えると前後左右に余裕をもたせたほうが良いでしょう。
我が家の場合だと、30cmほど余裕をもたせました。人ひとり入れるくらいですかね。
室内で栽培を、と考えられるかもしれませんが、大量の水が循環しており、ポンプの故障などで水が逆流すると、タンクから水があふれる可能性があります。
栽培するときは、屋外やベランダなど水が漏れても大丈夫な場所で栽培しましょう。
- 縦横のサイズに注意
- 水がこぼれても良い場所
水耕栽培キットの設置場所条件
同じ大きさのを購入された方は、一人で動かすのは難しいかもしれません。
台とパイプが固定されているわけではないので、移動させる時にずれて落ちやすいのです。
せっかくのキットを壊さないように、一人で動かすのではなく二人で動かしましょう。
栽培場所は、次のような点が注意点です。
- 水が溢れても良い
- 太陽光が当たる
- コンセントが近くにある(延長ケーブルが伸ばせる)
- キットの前後左右に回り込めるスペースがある
- ホースなどで水を追加できると楽です
小さなキットだとこの限りではありませんが、作物が育つと大きく広がるので、スペースのある方が植物にものびのびできて良いですよ。
特に忘れがちなのがコンセント。設置場所が外の場合は、電源確保できることを忘れずに確認しましょう。
栽培前にさらに準備するもの
キットが出来上がれば、あとは実際に栽培するための準備をします。
- 種
- 液肥
- タンク
●種
種はホームセンターなどで販売している種を購入します。
●液肥
液肥はたくさん種類があるので、好みのものを選んでみると良いでしょう。
●タンク
タンクは20〜30Lは入るものがあると良いです。我が家では、クール便などで利用する発泡スチロールにビニール袋を入れて代用しました。
小さなタンクにすると、水が止まったときの逆流を受けきれず漏れる心配があります。
形状的には横長、そして蓋ができて、中を洗いやすいもの、が良いです。
水耕栽培キットは簡単に家庭菜園を始められる
水耕栽培で大事なところは、水の循環なのだと思います。
この商品についているモーターは小さいながらもしっかりと水を吸い上げてくれます。
こういうモーターって意外と見つからないので、それだけでもかなり楽だと感じます。
何度も書きますが、水が漏れても良い場所で育てましょう。
絶対に漏れる、とはいいませんが、モーターが止まると水は逆流してタンクへもどります。
その時、タンクに十分な余裕がないとすぐに溢れ出します。
注意しましょう。
次回は、種の育て方、液肥の作り方などをご紹介します。
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