今回は、記録した棋譜一覧表示の表示名を変更する方法をご紹介します。
無料で使える Mac、iOS、iPadOS 対応囲碁アプリ SmartGo One を毎日利用しています。
公開されている棋譜データを貼り付けると大会名で表示されるのですが、自分で作成した棋譜は、左列に表示されるファイル名が日付だらけだとよくわからなくなります。
そこで、ずっと疑問に思っていた棋譜一覧表示について、作者さんに問い合わせたら解決方法を教えてくださいましたのでシェアします。
囲碁アプリ SmartGo One とは
SmartGo One は、SmartGo社が開発した、囲碁学習用の総合アプリ(iOS)です。
M1Mac をご利用の方は、Mac でも利用することができます。
↓SmartGo One アプリのご紹介はこちらです。
棋譜一覧に表示されているのはファイル名
棋譜を記録した後に、GameID を変更しても棋譜一覧へ反映されないのは、GameIDを表示しているわけではなく、ファイル名を表示しているからです。
システム的に一番困るのはファイル名が重なること。棋譜を作成する時点で日付+αとしておけば絶対に重ならないのでこの方法が採用されている。
一度作成したファイル名をリネームするのは簡単そうに見えますが、それをアプリで対応させるのは難しいそうです。
状況の確認
通常は次のように棋譜ファイルが表示されます。
次に実際にアプリ内で GameID を変更してみます。
アプリで GameID を変更しても反映されない
実際にGameIDを変更した場合。
念の為書いておきますが、変更できないのはアプリが悪いのではなくて、システム的にファイルを保護するための処置がされているからです。
では、このファイル名を変更する方法をご紹介します。
ファイル名を変更する方法
説明しましたとおり、ファイル名をアプリケーションから直接変更することができません。
これを変更するには、iCloud に保存、そしてファイルの名前を変更する必要があります。
その手順をご紹介します。
1.棋譜を記録する
2.iCloud へログインする(MacはFinderから利用できる)
3.棋譜が保存されている場所へ移動する
4.該当の棋譜を選択して、ファイル名を変更する
5.アプリ上のファイル名が変更される
自分で作ったファイルはこういう手間がかかるけれど、棋譜を読み込む場合、例えば SGF を直接貼り付ける場合は、ちゃんと大会名をファイル名として認識してくれる。これはめちゃ便利です。
バックアップファイルが無い場合
iCloudにバックアップされてない場合は、次のようなケースです
- iOS端末で、iCloudへ保存する設定をしていない
- 棋譜の保存場所が端末になっている
これらの場合は、iCloudへ表示されないのでそれぞれ設定を見直してバックアップファイルの確認をしてください。
自分で0から棋譜を取る場合、実は日付が基準のほうが便利が良いのも事実なのです。ただ、時間が経つと何の大会だっけ?ということになるんですよねw
私は子どもの棋譜を残してあげていたのでこのアプリが大活躍していました。
今は囲碁の勉強のときにこのアプリを利用しています。
大変オススメのアプリですよ♪
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