WordPressでブログを作ろうと思った時、カテゴリーとタグをみて❓となる方って多いと思うのです。
最初、適当にカテゴリーを作ると後から色々と困ることになります。
特にカテゴリーは後から修正するものではありません。せっかく時間とお金をかけて書いたブログ、なるべく大きな失敗は避けたいですよね。
お仕事でサイトを構築する人ほどこのカテゴリーについてはしっかりと考えてサイトの設計図を作成します。それぐらい大事なカテゴリー決め。
この記事は、きっちり作っておきたいって思う方、一時の流行りではない基本検索対策のことを知っておきたい方向けです。
ブログの要・カテゴリー
まず、ホームページ・ブログの構成は、本の目次イメージである、ということを頭に入れておきましょう。

この構成をふまえて、カテゴリーとタグについてご説明します。
カテゴリーとタグ
カテゴリーとは
カテゴリーは、ある特定の分野を代表するグループ名のことです。目次でいえば章タイトル(*1)にあたります。

こういうふうにバラバラに書いてある本なんてないですが、もしあったとしたら欲しい情報を探すのって大変じゃないですか?
バラバラに散らばったプリントを番号順に並び替えるとか想像するだけで嫌ですよね。
それに番号すら振ってなかったら?適当に集めて並べますよね。欲しい情報、すぐみつかりますか?
カテゴリー(章)を設定してあげると、バラバラだった記事が同じ種類ごとに集まります。

このように、カテゴリーは書いた記事を同じ分野ごとにまとめる役割をします。
入門系の本やサイトをみると普通にカテゴリーを設定しましょう、タグを設定しましょう、とサラッと流されてます。
ですが、ホームページでもブログでもこのカテゴリー分けはとても重要です。検索対策で記事のタイトルについて云々いうよりも大事です。
なぜなら、このサイトは〇〇の内容についてまとめているよ、と検索エンジンに伝えやすくしてますし、検索エンジンもこのサイトにある情報について理解しやすいからです。
カテゴリーに似てる機能で、タグというのがありますので、次に説明します。
*1 章と言っていますが、本と違い、ブログのカテゴリーに順番の概念はありません。
タグとは
タグは、カテゴリーを超えた共通の項目に設定できるキーワードのことです。

タグにアプリと設定しておけば、カテゴリーを超えてアプリケーションの記事だけを集めて表示させることができます。
カテゴリーと違い、タグはあくまで記事を別単位で集めたい(分類とは違う)場合に利用する機能になります。
カテゴリーとタグの特徴まとめ
- カテゴリーは、記事を分類する
- タグは、複数のカテゴリーに存在するキーワードで記事を再収集する
- カテゴリーは、階層構造(サブカテゴリー)をもつことができる。
- タグは、階層構造をもてない。
- どちらも検索ロボットの徘徊に役立つ
WordPressのような仕組みがない時。
ホームページは、WindowsのマイドキュメントやMacの書類の内部のようにフォルダーで区別されてました。フォルダーがここで説明しているカテゴリー(章)の役割をしていました。タグはまだなかったですね。
カテゴリーにしてもフォルダーにしても好きな名前をつけることができますが、まったく意味のわからない名前にしないですよね?後から探すときに苦労するだけですもんね。
カテゴリーを使う大事な意味
カテゴリーは、そのサイトで重点を置きたい言葉(キーワード)に密接に関係してます。
WordPressというカテゴリーを作ったのであれば、そのサイトのメインコンテンツには、Wordpressがあるということ。
そしてWordpressに関して記事を書けば書くほど、Wordpressという言葉の価値が自サイトの中で高まってくるのです。
上のまとめでも触れましたが、
カテゴリーは、カテゴリーの中にもう一つカテゴリー(サブカテゴリー)を設定することができます。
WordPressのカテゴリーの中に、テンプレートやプラグインなどのサブカテゴリーを設定すれば、「Wordpress テンプレート」などで検索している人に有益だと判断されるようになります。

ただし、サブカテゴリーは1階層までが良いとされてます。検索での評価につながらない、というのが大きな理由になります。
それ以上作成しないといけない場合は、カテゴリーをしっかりと考え直したほうが良いです。
新しいカテゴリーにするか、タグにするか、ページタイトルに含める、などの対応をします。
検索対策に記事のタイトルが大事、と聞いたことはあると思います。このようにカテゴリーまで考えてあってこそのことなのです。
WordPressのカテゴリの中に、「外付けキーボードとマウスがおすすめ」とか記事を書いても、まったく検索のプラスにならないし、見てくれる人の助けにもなりません。
そして、1カテゴリーの中の記事が1〜2つしかないのであれば、よほど有益な情報でなければそのカテゴリーの価値もサイトの価値もほとんど上がらないです。
カテゴリーを作成するときは、その決めたカテゴリーに関してどんどん記事を追加できることが大事です。
超ラクなカテゴリー名・キーワードの決め方
カテゴリー名や記事のキーワードは、邪道かもしれませんが、Googleの検索画面で探してみるのが一番簡単です。
ただし、検索する時はシークレットモード(Chrome)、プライベートウィンドウ(Safari)など、自分が検索してきたデータに検索結果が影響を受けないようにしておきます。
ほとんどの方が一番最初に浮かんだ単語がそのままカテゴリー名になりそうですが、そのカテゴリー名で検索をかけてみます。
言葉がうまく見つからない場合は、キーワードプランナーなどのサービスを利用してみる方法もありますが、だいたい似たような言葉が検索結果にあらわれてきますよ。
検索結果のボリュームが多いということは、その単語がよく使われることを示していることが分かります(*1)。

WordPressで検索した結果。十分すぎるほどのページがある。

ページ下部の関連キーワードも豊富。
こういう単語はカテゴリー名になりやすいのがよく分かります。同カテゴリーに含める記事タイトルや記事のキーワードもこの結果から選んでつけると良いです。
*1 超最新情報、例えば新型iphone11発表直後などの場合はこの限りではありません。その場合は、一つ前の機種などから推測をたててみるのが良いと思います。

ダウンロードについても検索数が多いですね。
サブカテゴリー、または単独のページでダウンロードをキーワードにして作成すると良いですね。

考え方ですが、もしキーワードに困るならページ下部の関連キーワードを参考にしましょう。
この方法は良くも悪くもお手軽に単語の候補を簡単に探し出すことができることです。
お仕事であるならば、やはり本格的にGoogleキーワードプランナーを利用するべきでしょう。
まとめ
カテゴリーとタグについて、検索対策と併せてご説明しましたが、いかがでしたか?
最初は、どんどん書いていくのもありだと思います。書いているうちに、サイトの方向性も決まってくるでしょうから。
なんといっても私が一番驚いているのは、このサイトでいきなりWordpressの話をしてしまったことです。
しかし、これはこれで良いかなと。
星の数ほどあるサイトの中で、このページを発見してくれたあなたに感謝します♪
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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