インターネットで公開されているWordPressは、自分のコンピュータの中ではなく、サーバー(別のコンピュータ)で動いています。
どちらのコンピュータを使うにしても、突発的な事故など起こります。
万が一に備えて、せっかくつくったコンテンツをなくさないようにバックアップをとりましょう(しかも自動で)、というお話です。
(※XserverのX10プランで動作確認をしています。)
バックアップしてますか?
自分で撮影した写真やビデオ、文書など、パソコンの中に入れっぱなしではないですか?
それらのファイルをなくさないように、外付けハードディスクやクラウドへバックアップをしていると思います。
WordPressで作成したコンテンツはどうやってバックアップをするのでしょうか?
コンテンツ、写真、テーマ、プラグイン、各種設定などなど。
それらを一つずつ調べてバックアップするのはとても大変ですね。
それを少しでも簡単にしてくれるのが、今回のプラグインBackWPupです。
BackWPupとは
ドイツの会社WordPressAgencyが開発したプラグインです。
このプラグインは、WordPressでどんどん膨らむコンテンツを簡単に保護、保管するために開発されています。
公式サイトからの引用です。
データベースをバックアップ (mysqli が必要)
BackWPup – WordPress Backup Plugin
WordPress の XML エクスポート
Generate a file with installed plugins
データベース最適化
データベースの検証と修復
ファイルバックアップ
zip, tar, tar.gz 形式のバックアップ (gz, ZipArchive が必要)
バックアップをディレクトリに保存
バックアップを FTP サーバーに保存 (ftp が必要)
バックアップを Dropbox に保存 (curl が必要)
Store backup to S3 services (needs curl)
バックアップを Microsoft Azure (Blob) に保存 (curl が必要)
RackSpaceCloud (curl) にバックアップを保存します。
バックアップを SugarSync に保存 (curl が必要)
PRO: Store backup to Amazon Glacier (needs curl)
プロ: バックアップを Google Drive に保存 (curl が必要)
ログとバックアップをメールで送信
特権管理者のみのマルチサイトサポート
Pro バージョンとサポートが利用できます – BackWPup Pro
NEW – PRO: Restore your backups with only a few clicks from your WordPress backend. Also available as Standalone App.
NEW – PRO: Encrypt backup archives and restore from encrypted backups.
簡単にまとめると、
簡単にバックアップできて、バックアップ先も選ぶことができます。でも、フリー版よりプロ版のほうがサポートも手厚いよ、そんな感じです。
もっと知りたい方は公式サイトを御覧くださいね。
BackWPupプラグインのインストール
では、まずプラグインのインストールをしましょう。

右上の検索ボックスに、BackWPup と入力して検索し、「今すぐインストール」をします。そして、有効化しましょう。

BackWPup設定
設定画面は、同じく左側の列にある、BackWPup➜ダッシュボードをクリックします。

BackWPupのダッシュボードへ移動します
これがダッシュボード画面です。まずは最初のステップから見ていきましょう。

ジョブを作成
インストール確認は、実際にプラグインがインストールされているWordPressの状況を表示してくれます。エラーが出ない限りは見る必要はありません。
「2.ジョブを作成」をクリックして、実際に設定を始めます。
設定画面
たくさんあるように見えますが、インストールした時点でほとんどが便利なように設定されています。
主に私達が決めないといけないのは、
- 何を、どこへ?(一般タブ)
- いつ?(スケジュールタブ)
ということです。
では、実際に設定作業を行いましょう。
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