豆乳ヨーグルト&リコッタチーズができたーー!🎉
「これヨーグルト?!美味しい!」
長女のお友達(豆乳ヨーグルトが嫌いになってた子)が、原材料を教えずに食べさせたときに言った言葉です♪原材料を教えると、
「お店で買った豆乳ヨーグルトより美味しい!」
「豆乳の味がしない・・・!」
と。豆乳で作ったことにとても驚いていました。
ほのかな香りと柔らかい舌触り、後味がほとんど残らずさっぱりヨーグルトです。
そんな豆乳ヨーグルトを自宅で作ってみましょう♪
そよパパもママもヨーグルト好き
そよパパは、牛乳で作ったカスピ海ヨーグルトを10年以上育てていました。
家族で毎月1〜2Lのヨーグルトを食べていたくらいヨーグルトが好きです😁
ベジタリアンになってからは、ケーキの材料に追加したこともありますが、
現在は全く食べていません。友人に分けるために元種は取ってあります♪
ベジタリアン向けの豆乳ヨーグルトは、玄米と豆乳があれば3日で作れます。
2回目以降は、1晩〜1日で作れるようになります。
すでに豆乳ヨーグルトを作った方は、ぜひリコッタチーズ作りにも挑戦してみてください。
豆乳ヨーグルト作りの流れと材料・道具
最初にヨーグルトができるまでの流れを紹介します。
■ヨーグルトができるまでの流れ
- 1発酵水(玄米リジュベラック)を作る(半日〜2日)
- 2豆乳と混ぜて元種を作る(1晩)
- 3元種と豆乳をあわせる(1晩)
これで完成。季節・室温・湿度により出来上がり時間が変わりますが、長くて3日程度かと。ひたすら放置するだけです。
おまけで、
・2回目以降の増やし方
・リコッタチーズの作り方
を紹介しています。

元種ができたら2回目以降は簡単です♪
チーズも作れますよ😍
つぎに、道具です。
・水1.5Lが入る清潔な容器(発酵水用)
・水1Lが入る清潔な容器(ヨーグルト用)
・ザルとボウル
・ろうと(あると便利)

容器は瓶でもプラ容器でもOK。100均で揃いますね。
あと、出来上がった発酵水の保存用に1Lのペットボトルなどあると便利です。
まず、発酵水(玄米リジュベラック)を作ります。
1.発酵水(玄米リジュベラック)の作り方
玄米リジュベラックは、玄米を浸水させて作った発芽玄米からできています。
・玄米 1合
・水 1L
■手順
- 1玄米を洗い、瓶へ水(分量外)と一緒に入れて一晩浸水させる。
- 2玄米を洗い流し水切りし、瓶へ入れる。
- 3水1Lを入れて蓋を軽くする(又はガーゼで覆って輪ゴムで止める)
※完全に密閉すると呼吸ができなくなり、水が腐りやすくなるので注意
- 4常温(室温27度・湿度40%でした)で半日ほど置く
※室温と湿度は参考です。
- 5水が少し濁り、玄米の周りに泡がついて、瓶を揺すると泡がポコポコと出てきたら出来上がり。
少しだけ酸味のある香りで、爽やかで飲みやすい味です。
- 6保存容器に入れて冷蔵庫で保存する。
1L〜1.5LペットボトルでOK。
玄米リジュベラックQ&A
玄米を発酵させて作った植物性乳酸菌発酵飲料のことです。
水が薄っすらとにごり、水面に泡が溜まってきます。
瓶を揺すると玄米の間からポコポコ泡がでているのが発酵中の証拠。
香りは微かな乳酸菌飲料のような香りです。
発酵しすぎると、水も泡も濁ります。
匂いも臭くなっているので廃棄します。
暑い地域、室温が高いお部屋などでは注意!
※泡が完全にでなくなるまで、という意味ではないので注意
玄米に浸水させて発芽を促したものです。
発芽(先端が緑っぽくなる)させたもののほうが良いとも聞きます。ですが、ずっと漬けていると傷みが早く感じます。(室温・湿度など関係してるかも?)
発芽玄米といいますが、実際に発芽するまで待つのではなく、玄米の先が変色するくらいで十分です。(芽がでるまで待って玄米を駄目にしたのは私です😁)
あまり古すぎるとよく分かりませんが、冷暗所で保管されていた玄米なら大丈夫かと思います。虫などが来ていたら駄目ですよ。
冷蔵庫保存で2週間経過しても匂いが変わっていないので、2週間は大丈夫です。(腐ったら期間を追記しますね。)
普段のお米に混ぜて炊いていただけます。スープにいれても良いですね♪
清潔な容器・道具を使うこと。
異臭がしたら惜しみなく廃棄して再度挑戦すること。
※最初、そよパパも分からなかったんだけど、結構発酵スピードが早いです。夏場の日中だと数時間でいける気がします。
何度でも作れそうですが、1回で1L作れるので、よほど沢山必要でないなら、心配しなくていいと思います。
この玄米リジュベラックは、味が気に入れば水代わりに飲んでも良いです。
玄米リジュベラックの作り方について
作り方、色々とあります😂
で、私のやり方は色々とみた結果、要は玄米から泡出てくればいいという結論(暴論?)にいたり、お湯で洗うことも、ザルにあげることもしてません。
気になるのは、玄米(品種)により味が異なるという点。
なので、この方法でうまくいかない場合は、他の方法で作ってみられることをオススメします。
つぎに、出来上がった玄米リジュベラックと豆乳を使ったヨーグルト元種を作ります。
2.豆乳ヨーグルト(元種)の作り方
出来上がった玄米リジュベラックと豆乳でヨーグルトの元種をつくります。
・玄米リジュベラック 150cc
・豆乳 600cc
豆乳も沢山あるけど、無調整のを選んでくださいね。
■手順
- 1発酵水と豆乳を容器へ入れ、清潔なスプーンでよく混ぜる。
- 2常温で一晩休ませる(室温27度でした)。
発酵水の発酵力により、出来上がりが少し異なりますが、
a.水分多いけれど、小さな固形がいくつかできている
b.表面が固まっている(ヨーグルト完成)
のどちらでも成功です。
b.の場合は、ヨーグルト完成です。
ヨーグルトとして食べることができます。
次のヨーグルトのために元種として使えます。
4の増やし方へ進んでください。
a.の場合は、次のステップに進みます。
豆乳ヨーグルト元種Q&A
牛乳ヨーグルト歴10年以上ありますんで、
この段階になると問題ないかな?
この他にご質問あれば、コメント欄へご記入ください。
8〜10時間くらいと思ってます。
室温により前後しますが、エアコンで27~8度に調整した環境ですと、それくらいで出来上がります。(宮崎は熱帯夜多いです)
日中でも作れます。
ただ、室温が高温になるなら発酵スピードが早いので注意が必要です。
途中で外出しなければいけなくなったら、一旦冷蔵庫へ入れて発酵速度を抑えるのもありです。
通常は必要ありません。
ヨーグルトメーカーは、温度を安定させてあるので作りやすいのがメリットです。
寒い地域で室温が低すぎる場合は発酵が進みにくいので検討する余地はあります。
下記の方法も検討してみてください。
・風呂場内(日中温度は25〜30度ほどある)
・日中の室内
パン種などはよくお風呂場で発酵させたりしますね。
必ず成分無調整の豆乳を使ってください。
↓そよパパ生息地・宮崎のお店で手に入る成分無調整豆乳
最後、出来上がった元種を使ってヨーグルトを作りましょう。
3.豆乳ヨーグルトをつくる
元種が一発でうまく作れた場合は、次のステップ・ふやし方を御覧ください。
最初の元種が水っぽくて、ところどころに小さな塊が浮いている状態なときは、次の方法でもう一度元種を作ります。
■作り方
- 11/3量くらいの元種に対して、300〜400ccの豆乳を追加して清潔なスプーンで混ぜる
- 2室温で半日〜1日放置する。
この方法で、全体が固まったヨーグルトが出来上がります。
(参考:室温27度、湿度40-50%)

異臭がする、カビがついた場合は、廃棄します。
手作り豆乳ヨーグルトQ&A
表面が固まり、水(ホエイ)が薄っすらと浮いていたら完成です。
表面が固まってツヤがでたような感じになります。
ヨーグルトでいただく場合は、これで出来上がりです。
過発酵を防ぐために、冷蔵庫へ移しましょう。
発酵が終わり、さらに過発酵しています。
このまま発酵しつづけると、香りが強く酸味の出たヨーグルトになってしまいます。すぐに冷蔵庫へ移しましょう。
過発酵したヨーグルトでも増やすための元種に使用することができます。
その場合は、なるべく容器中程から底の方のヨーグルトを元種にします。
また、量は指定の半量(大さじ1)にしておきます。
元種大さじ1+豆乳600ml で試してみてください。
その他、疑問があればコメント欄へご記入くださいね。
4.2回目以降の増やし方
出来上がったヨーグルトが元種になります。
全部食べて無くなる前に、次のヨーグルトを増やしましょう。
■作り方
- 1元種大さじ2に対して、600ccの豆乳を追加して清潔なスプーンで混ぜる
- 2室温で一晩(半日)〜1日放置する。
元種が出来上がると、次からがとても簡単になります!600cc としていますが、牛乳ヨーグルトでの経験から1Lでも出来ます。
ただし、豆乳ヨーグルトは傷みが早いかも?(まだ経験値不足で不明)なので、必要量以上は作らなくて良いかと思います。
豆乳ヨーグルト作り〜三回目の様子【追記】
豆乳ヨーグルト三回目作成したら、次のような変化がありました。
- 一晩で硬く固まらない(所々に塊が浮く感じ)
- 分離したホエイが容器下にたまる
牛乳で作っていた時は問題なく固まっていただけに、少し不安・・・😓
一日待ってもそれ以上固まらなかったので、玄米リジュベラックを50ccほど追加して混ぜて様子をみることにしました。
- 柔らかいヨーグルトができた
もしかしたら、私と同じようになっている方もいるかもしれない😓

新しくヨーグルトを作ってみて、いろいろと実験してみようと思います♪
豆乳ヨーグルト増やし方Q&A
食べ物でも生き物でもどんどん増やしたくなりますよね♪
冷蔵庫を使って調整できます。
元種を豆乳に追加してスプーンで混ぜたあと、1時間ほど放置したら冷蔵庫へ入れても大丈夫です。発酵がほとんど進まなくなります。時間がある時に外へ出して発酵をさせます。
この場合、一旦冷えた状態が元に戻り発酵を進めるので時間が余計にかかります。ヨーグルトをまだ消費しきれない、という場合に有効です。
チーズ化しはじめてます。
この状態だと、匂いもかなりきつくなっていて(不快な匂いではなくチーズ臭)、酸味の強い状態になってます。(色のついたカビがついてる、腐った匂いがする場合は残念ながら再利用できません。)
表面の塊はスプーンなどで取り出して捨てます。食べたいけれど匂いと味がきつくて食べられない場合は、次のヨーグルトの元種として利用することもできます。
その場合は、大さじ1の元種(液状の部分)をとり、600ccの豆乳で薄めるような感じで混ぜ合わせ、一晩〜1日放置して様子をみます。
使えません。
詳しく理由を説明できなくてごめんなさい。
何度か挑戦しました。
最初は良いのですが、すぐに腐りました・・・。
あと、味が不味いです。
YesでもありNoでもあります。
菌を使っているので、動物性ヨーグルトであれば牛乳、植物性ヨーグルトであれば豆乳で作れます。
ただし、市販の商品は調整してあります。増やしても同じ味にはならないと思います。
さて、最後はおまけのリコッタチーズの作り方です。
5.リコッタチーズの作り方
ヨーグルトの固まった状態をみて、いけそうだったのでチーズを作ってみました。
牛乳で作ったチーズとほとんど変わらない出来上がりですよ♪
厳密にはリコッタチーズとは呼ばないですが、出来上がりが似ているので。
(リコッタチーズは2度煮るという意味)
・ザル(プラが良いとも聞きます)
・ボウル
・こし布
・豆乳ヨーグルト

表面にスが出来ています。これくらい固まると大丈夫。
もう少しスが増えても大丈夫。増えすぎると香りが変わってきます。
■手順
- 1ボウルにザルを載せてこし布をかけ、豆乳ヨーグルトを入れる
- 2上にラップなどをかけて、冷蔵庫で一晩水切りをする。
出来上がりの状態

そよパパからのアドバイス
市販されている味のついた硬いチーズとは全く違います。
できたてのチーズをご家庭で楽しんでみてください。
冷蔵庫が良いです。
水切りが目的で、これ以上発酵させると匂いがきつくなるのを防ぎます。
自然に水を落とすほうが良いです。
絞ると布巾から漏れたり、繊維内にくっついたりします。
どうしても絞りたいなら、途中と仕上げの2回くらいで、
軽く絞りましょう。
水切りの量で、チーズの出来上がりが異なります。
好みで調整しましょう。
ホエイです。
ネット調べると栄養価が高いと出てきます。
そのまま飲んでも良いし、お料理に足して作ることもできます。
スープ、カレー、パスタソースetc。
大きく味が変わるほどではありませんが、
せっかくの栄養の塊、使わない手はありません♪
6.まとめ
玄米と豆乳からヨーグルト、そしてチーズを作る方法でした。
いかがでしたか?
ベジタリアンになって、もうチーズは食べられないかと思いました。
探すことさえ諦めていましたが、まさか豆乳から
美味しいチーズが作れるとは夢にも思いませんでした。
調べるとナッツを使ったクリームチーズなども作れるみたいです。
ベジタリアンでも、工夫をして楽しんで食事ができるようになれば嬉しいなあ。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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豆乳ヨーグルトを玄米と豆乳で作る方法を紹介しています。Click To Tweet
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