FlexClipとは、初心者でも簡単に動画を作成することができるオンラインサービスです。
Web上で動画を編集できるサービス FlexClip はどんな人向け?
オンライン上の動画作成サービスはYoutubeで少しだけ触ったことがあります。
実際に使ってみて、このFlexClip は次のような方に良いと思います。
- 動画づくりをほとんどしたことがない初心者さん(もちろん中級者さんもOKよ。)
- 短い(1分〜3分)ものを数多く作りたい
- SNS、スマフォ視聴用に作る
一つずつご説明します。
動画づくりをしたことが無い人でも簡単に動画を作ることができる
FlexClip の想定ユーザー層は、
- 動画をほとんど作ったことがない人
- SNSなどで手軽に公開できるものを捜している人
なのだと思います。
確かに、プロが使うようなアプリは、機能が豊富でなにをどうしたらよいのか分からない。
でも、そこまで高機能は必要ない・というか使いこなせない。
このアプリは、動画作成で必要最小限な機能に絞り込んで用意してあります。
そして私のようにほとんど動画を作ったことがない人でも、サンプルをいくつか触っているうちになんとなくわかってきます。
何度か触ると、自分が撮影した動画をアップロードして作ってみる、というのができるようになります。
FlexClipは、手軽に・低〜中品質で・短い動画を作る人向けのサービスです。
なぜ短い動画なのかというと、
- プランの制限があることと、
- 動画時間が長ければ長いほど書き出しに時間がかかる
からです。
プランの制限(無料版は1分)は仕方ないとして、作成時間以外にも、実際に作り上げた動画を書き出すのにも時間がかかります。
素人な意見ですが書き出しは長く感じました。(その間、ブラウザは開きっぱなしで、なるべく画面を変えないようにという注意事項まである。)
スマフォ視聴用、低解像度で作れる
もしかしたら素材によるのかもしれませんが、出来上がった動画はよく見ると粗いできあがりです。これは出来上がりの動画の縦横サイズに関係ないみたい。
なので、ソーシャルメディアで使われるような小さい画面でみられるような動画には全く問題がありません。
あと、簡単なネット動画プロモーションなどでも、ネット上で低解像度でも構わない場合であれば、こういうサービスでサクッとスピーディに作ってしまうのもありだと思います。
それこそ、サイトに載せる簡単な広告などはFlexClipで十分作れます。
FlexClipのレビューを依頼されました。
FlexClip のご担当者様からサービスのレビューを依頼されました。
今回ご提供いただいたサービスは、FlexClip の Businessプランになります。
どんどん作ってどんどんフィードバックほしい、というお気持ちかしら😂。
ありがたく使わせていただいて、今後いくつかレビューをさせていただこうと思います。
FlexClip のファーストインプレッション
ネットで検索をすれば、多くのレビュアーによって機能など丁寧に紹介されています。
せっかくなので今回は、私のファーストインプレッションが残っているうちに、「実際に操作をして気がついた点」について残しておきたいと思います。
なお、少しずつバージョンアップを重ねていらっしゃるようですので、使用しているうちになにか変化があれば改めてご紹介したいです。

※お断り
100%完璧な物なんてあるわけなくて、どうしても目を閉じ耳を塞ぎたいようなことも見つかると思うのです。そういうことも包み隠すことなくこちらのレビュー記事でご紹介できたらと思っています。
※そよパパのスペック
動画編集は数えるくらいしかしたことがありません。また、カッコいい動画を作り込むなど全くできないです。今回、いつもならスクショで済ませる画面説明をFlexClipで作ってみました。
FlexClip の長所7つ
1.日本語環境が整ってきています。
昨年2020年あたりのレビューをみていると、設定画面で言語を変更できても、翻訳が間違っていたりテンプレートの検索ができなかったりしたそうです。
現在2021年6月、日本語にしてみましたが、日本語でテンプレートを検索することができるようになっています!
もちろん、英単語が分かればすぐに探せます♪
2.豊富なテンプレート
- ホーム画面から沢山のテンプレートを確認することができる
- レビューが簡単に確認できる
- オンマウスで動画が再生される
紹介されているテンプレートがどんな動きをするのか。テンプレートの上にマウスを載せると、自動的に再生されます。音声も出てくるので要注意。
最初はこのテンプレートの作りとか、音楽とかで選んだりすることが多かったです。その後、自分で音楽を変えたりする方法がわかってくるので、テンプレートに拘らなくなってきました。
こういう表現がしたい、というのが見つかったら選んでみましょう。
3.直感的に使えそうな画面
- 画面上部に編集・再生確認エリア
- 下部にタイムライン
- 左部に画像や動画に追加できるテキストや部品など
とりあえず、動画作成に必要なものは一通り揃っていると思います。
4.初期の作成画面では動画編集に集中できる
動画作成の手順が恐ろしく簡単です。なので、テンプレートを使って作業する時は、余計なことを考えなくても良いのが助かります。
- 動画を順番に並べる
- 素材を用意・配置する
- 調整してエクスポートする
BGMなどは初期設定で自動ループ再生になっています。もちろん楽曲の変更も可能。
※動画作成はこだわり始めると時間がいくらあっても足りません。ちょっとした修正があると、すぐに修正してエクスポートしなければいけません。
5.トランジションは画像が並んだ後に選択するだけ
トランジションとは、動画と動画のつなぎ目に入れる効果のことです。
FlexClipには、
- テンプレートには予めいくつかトランジションがいれてあるものある
- 自分で好きなものへ変更するのも簡単
動画と動画の間に切り替えのアニメーションがあるとわかりやすかったりします。
しかし、その分ファイルサイズも大きくなるので入れすぎに注意をしましょう。
6.サーバーなので処理が早い
動画編集にはマシンパワーが必要です。
このサービスはすべてをサーバー上で行うので、ご自分のパソコンのスペックに左右されません。
極端な話、古いパソコンでも全く問題なく作業することができるのです。
もちろん、あまりにも古すぎるのはNGだと思いますが・・・
自分の動画のアップロードは驚くほど早くできます。
反面、出来上がり動画のエクスポート開始に時間がかかることがたまにあります。
しばらく動かなくても、画面を触ったり終了させたりしないほうが良いです。
ここは温かい心で待ちましょう♪
7.イメージは動画スライドショーづくり?
動くプレゼンテーションというのか、動画スライドショーというのか。
動画と動画を並べてスムースに見せる、そういうのができるアプリです。
動画作り素人さんは、初期の動画作成モードをどんどん使おう
幾通りものサンプルビデオがあるので、それらを適当にみるだけでも、どのような文字効果があるのか、トランジション(動画と動画の間に挟める効果)の種類、素材を組み合わせた表現などを学ぶことができます。
私のようにほとんどビデオ作成などしたことがない人には、この機能をどんどん試してみるのが良いです。まさに、習うよりも慣れろ、です。
FlexClip の短所8つ
耳を塞ぎたくなるような短所があるのか?やっぱりあるんです。
それをどこまで許容できるかも、このサービスを使う鍵になるのだと思う。

1.素材のほとんどは外国人がモデル → 日本人・日本的な素材もある!(2021.6.7追記)
こればかりは仕方がない。アジア系のモデルも増えると日本人にも使いやすくなりますね。

素材を探す時、[food japan] [travel japan]と入力すると、日本素材を見つけることができます!ご担当者様、ありがとうございました!

ご担当者様より、近日中に日本語ホームページを立ち上げ、日本人がモデルの素材などが追加されるようです。楽しみです!(2021.6.7追記)
2.テンプレの基本は英語
これも仕方がない。日本語が使えないわけではないので大きな問題ではないと思います。メニューなどは日本語になってます。
3.日本語フォントがほとんどない&切り替えが遅い
英語とか中国語は充実しているのだけど、日本語フォントはまだまだ似たようなものばかりで少ない。
フォントはやっぱりいろいろなのを見たいし、使いたいんですよね。
これが充実すると結構喜ばれると思う。
フォントを切り替える時、数秒待つことがある。これが少しストレスに感じました。
4.フォント装飾(影、縁取りなど)がない
動画だとこういう装飾は必要ないのかしら?
5.素材は沢山あるけれど高解像度ではない
これがスマフォなどの動画向けと説明した大きな理由です。
確かに高解像度の動画を作成するには、さすがにネットワーク越しでは厳しいのだと思います。
(高解像度の画像は、自分のパソコン上で作成しても負荷も時間もかかる)
6.ネットワーク障害があると使えない
インターネット経由で作業をしているので、自宅の回線状況が悪いときは使い勝手が悪いです。
ネットが繋がらなくなった時(ルーターがハングしたとか)、まるで使えないので焦ります。
7.標準の編集画面では重ねた素材の編集がしにくい
同時に素材などを重ねて複数の効果を見せたい場合、レイヤー画面がない(単純に上下移動のコマンドだけ)ので編集がしにくいです。(重ねた場合、素材をマウスで選択するしかなく、選択できないと編集ができません。)
後ほど紹介するタイムラインモードでは、この問題が解決されていますので、自分好みの表現を作りたいときはタイムラインモードで作成するのが良いです。
8.高度な編集は無理
当然ですが高額アプリで実現できるような複数の画像を重ねたりするようなことは無理。
これは、FlexClip がライトユーザーを求めており、そのために操作をシンプルにしているのですから。
*意味があるのか分からない、FlexClip アプリ
アプリをダウンロードして利用できますが、その正体はFlexClip用のブラウザです。
作業はサーバー接続して行いますので、意味があるのかよくわかりません。
普段使っているブラウザがよければそれで良いので、アプリをインストールするメリットはないと考えます。
※もしかすると将来的には何か仕様が変わるかもしれません。
より細かな編集ができるタイムラインモード(β版)が使えます。

iMovieやFinalCutなどの動画編集(タイムライン)モードと同じような画面もベータ版として用意されています。
初心者さんもいつまでも初心者ではないですから、少しずつ細かなところに手を入れたいと思うようになるはず。
実際に私ですら幾つか触った後は、アイテムの組み合わせができるようになりましたから。
ビデオで利用している要素の細やかな設定は、タイムラインモードの方が断然便利です。
注意点
- 作成前にモードを選択する必要がある
- 用意してある動画サンプルを利用できない
- 0から作り上げなければならない
- タイムラインで作られたものはタイムラインでしか編集できない(その逆も同じ)
選択方法
- トップページの左側メニューから、「Start From Scratch」を選択する
- 利用したい動画やテキスト・素材を選択して動画を作成する
この編集方法も何度か使えばわかると思います。
私も今後使ってみてから、ご紹介してみたいと思います。
FlexClipは、手軽に・低〜中品質で・短い動画向けのサービス
ライトに動画作成を楽しみたい、SNSで利用する動画を簡単に作りたい、セールス用の動画を手軽に作りたい、そんな方向けにはぴったりなサービスだと思います。
素材が外国っぽいものではあるものの、自分たちが0から何もかも準備しなくてもよいのは大変助かります。
手軽に作りたい、でもアプリを購入するほど手のかかることはしたくないなら、こういうサービスを利用して動画を作成するのもありだと思います。
動画づくりをしたことが無い人でも簡単に動画作成できる
私も動画作りをほとんどしたことがないのですが、何度も間違えて作り直したりしていると、だんだんコツが分かってきます。
最初はテンプレートを修正するところから始めてみてください。きっとすぐに操作になれるはずです。慣れてきたら、自分で動画を撮影したものをアップロードして、自分のオリジナル動画を作ってみましょう♪
これは実際に自分で動画を撮って作ってみたもの。テンプレートにある動画を差し替えて作って、文字の効果などを変更してみたりしました。(長くてエクスポートに5分もかかってしまいました。。)
まとめ
無料プランもあるので、どうかな?と思ったら実際に触ってみるのがよいと思います。
動画を0から考えて作るのは本当にセンスも必要だし、大変だと思います。
まずは出来上がっているものを変えてみるところからはじめて、
どんな感じで動画づくりをするのか楽しみながら触ってみるのをオススメします。
なお、プランの違いで使えるサンプルが異なることはありません。
制限が幾つかありますが、最初は1分の動画を作ることも
意外と時間がかかるので驚かれるかもしれません。
ビジネスで本格的に使うのであれば、使い所が肝心。
何度か述べていますが、出来上がり画質は高くありません。
SNSなどのマーケティングで利用するのであれば、問題なく使えそうですね。
また動画を作る機会があると思いますので、このアプリを使ってみてレビューをお伝えしたいと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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