『バレットジャーナル〜人生を変えるノート術』一つの小さな変化がやがて大きな変化へ

バレットジャーナル 人生を変えるノート術

2019年末にこの本を購入。今までノート術って色々と試しました。KJ法、方眼ノート、マインドマップ、思考の整理、7つの習慣、etc。どれも好きなのですが、今回は「・(バレット)」を使った箇条書きメモ術、その応用について書かれた本をご紹介します。

【追記】とても長くなったので、バレットジャーナルの作り方は2ページ目にしました

目次

【必読】この本はこんな人向け

 

このページと本を読む時間を無駄にしてほしくないので。

(追記していってると、めちゃくちゃ長くなったの・・・。)

でも、こんな人はこの本を読んでも(このページもね!)損はありません。

 
この本はこんな人向け
  • 手帳術だけではなくて、どうやって自分の人生・ライフスタイルに同調させて豊かな人生へ変化させていくかを知りたい
  • どうしてバレットジャーナルが自分の人生を変えるほどの影響力を与えるのか知りたい
  • ジャーナルの生い立ち・裏話などに興味がある
  • 詳しいバレットジャーナルの使い方を知りたい
 

恥ずかしい私の手帳の悩み

  • 手帳を買っても一年間続いたことがない
  • 手帳をつけることを忘れる
  • メモを書いてもそのメモがどこにあるか分からなくなる
  • 一年分のDailyが用意されていると不安になる
  • 自由にできるルーズリーフ形式は好きではない

できれば今年2020年は手帳を一年間続けていきたいと思ってます。

バレットジャーナルのシンプルな付け方からどうやったら人生に役立つようになるのか?とても興味津々でこの本を購入しました。

同じ本を読んでも読者によって捉え方が異なります。また、本の中の言葉が心の琴線に触れる、その内容やタイミングは人それぞれだと思うのです。人から聞いたことではなく、自分でそういう感覚を大事にしてる方は、ただ方法論をみるだけではなくて、この本を借りるか購入などして、通して読んでみると良いかもしれません。

この本の中で、きっとあなたにあう箇条書きメモを役立てるヒントを見つけることができます。

このページでは、実際に私が本の中で気に入ったところ・実践しているところをご紹介してます。

[rakuten no=”9784478102671″ kw=”バレットジャーナル人生を変えるノート術 /ダイヤモンド社/ライダー・キャロル”]

著:ライダー・キャロル, 翻訳:栗木 さつき
 

私がこの方法に興味をもったわけ

私がバレットジャーナルの存在を知ったのが、手帳を始めたばかりの2019年5月頃でした。ざっと流れをご紹介します。

バレットジャーナルへの道
  • 2019/4
    手帳生活開始

    ずっとアプリでスケジュール管理をしてましたが、手帳にしてみようかと思い、3月に購入、4月から始めてみました。

    悩みに悩んで購入した torinco
  • 5月
    ハビットトラッカーを始める

    習慣づけをするために自己流で書いてた表をもっとうまくしたいなーっと思ってたらネットでみつけた一枚の写真に影響されて作ってみました。その時はまだハビットトラッカーという名前すら知りませんでした😂

    この頃、バレットジャーナルのことを知るも買ったばかりの手帳を捨てるなんて考えられなかったので放っておきました。

  • 9月
    疲れ果ててストップ

    子どもの行事や自分のこと、いろいろなことが重なってあれだけ記録していた手帳を止めてしまいました😓。この瞬間が一番怖かった。そして、一度止まるとなかなか再会しないんですよね・・・。

    この頃、読み始めた本が『思考の整理学』他、外山先生の著書でした。

    大学時代に一度読んだことがあります。でも久しぶりに読んだら、読んだことをすっかり忘れていました。

    あの頃に読んだならもっと違う自分になっているはずだろ!とか本気で後悔した😓。まじめに読んでなかったんだろうな。当時の自分に⚡を落としてやりたい!と真剣に思いました。

  • 11月
    普通のメモ帳はすぐヘタる

    思考の整理学の方法を実践するために、コクヨのノート2冊を常にカバンの中に入れている時期でした。

    ずっと持ち歩いていたら、表紙とか引っかかって曲がるし、紙はボロボロになるしで、かなり不満が溜まっていた頃。

    来年の手帳はどうするかなーっとか悩み始めてた。

    12月頭にもとの手帳に復活したけど書き方が大きく変わってました

  • 12月
    新しい書き方にあった記述方法を模索してバレットジャーナルへ

    ここでふとバレットジャーナルのことを思い出していろいろとネットで検索をしてたらこの本『バレットジャーナル〜人生を変えるノート術』を発見。さっそく注文して読んで見る。

    バレットジャーナル

    手帳はいろいろと考えて測量野帳をチョイス。

    近くになかったのでネットで注文

    新年まで待つことはないだろう、ということで12月21日からつけ始めました♪

こんな感じで2019年末にバレットジャーナルにたどり着き、年越しを待たずにすぐ使い始めました。

そよの手帳へのコダワリ

そよって手帳に関してはこんな感じの人。

そよママ
そよママ

前置き長いわね・・・

そよパパ
そよパパ

んー、自分にはバレットジャーナルが向くか向かないかってところを見てほしいのよね。

 
似たもの同士ならバレットジャーナルが合うかも?リスト
  • シンプルなのが一番だと思っている
  • 日曜始まりの手帳探しに疲れた(あっても思い通りではない)
  • 余計な情報ページはいらない
  • 自分はデコ苦手、センスなしだ
  • 絵や落書きを書きたい
  • デジタル派だったけどアナログになった人
  • 手書きは嫌いじゃない
  • 決められたテンプレート好きだけど、つい自分ルールを追加したくなる
  • 複数の手帳を見て、すべての条件が揃っているのがないなーっと思う
  • いつでも止めれる(未来の日付ページがないから)
 

こんなタイプを少しでも持っているなら、

バレットジャーナルを試してみてもいいかもですね。

書いた文字が読めない、文字にコンプレックスある人は

別に誰かに見せるために手帳を作るわけではないので、

気にせず書くことをオススメします。

少なくとも「書くのが苦にならない人」が最低条件かな。

手帳のこと書いてるけど、私は重い手帳を持ち歩くのが駄目だったんですよね。

しかも、旅先でノート書かずにほったらかしにしてたし・・・。

ならば既存の手帳に縛られることなく、軽くて自分好みが良いと思って😓。

まあ、ワガママなんですよ、私。

あ、デジタルできっちり管理できるならデジタルも良いんですよ〜。

では次でバレットジャーナルのご紹介しますね。

思考の整理学』は、おそらくアウトプット系本の元祖ではないのかな(詳しく調べたわけではないけれど)。文庫サイズで約600円。中古本もたくさん出回ってます。超オススメな本です♪

バレットジャーナルってさまざまなことをアウトプットする機会になります。ただノートに書いてアウトプットするだけではなくて、工夫をしてアウトプットしたものを活用できるようになると良いですよね。

アウトプット系で近年絶賛されたのがこちらの本ね。

メモに関しては2018年末の『メモの魔力』が有名ですね。Twitter上でも大賑わいでした。こちらはどちらかというとメモを取る理由に重きが置かれてる。思考の展開方法は面白いです。(Kindle Unlimitedで読めます。)

 
そよママ
そよママ

パパ、なんでバレットジャーナルが良いと思ったの?

そよパパ
そよパパ

箇条書きメモが多くて、それがバラバラになってわからなくなるのよね。あと、メモがそのまま埋もれてしまって活かせてないなあと。

そよママ
そよママ

じゃあ、本を読んで使ってみて役にたったことを教えてよ。

そよパパ
そよパパ

あ、じゃあ使ってみて良いと思ったところを紹介するね。

 

本の構成なんか興味ないわー、あなたが使ってどうなのよ、とか。

そうよな、そのほうがいいかもなー。

ページタイトルも変えないとな😓。

 

バレットジャーナルのオススメなところ

本を読んでバレットジャーナルが良いなと思ったところを書き出してみます。

バレットジャーナルのオススメなところ
  • 自由度が高い
  • Indexを作る考え方が良い
  • 必要なページだけある
  • 薄くて小さい手帳でも十分活用できる
  • いろいろなノートを一緒にしても大丈夫
  • コレクションで思考を整理する

今のところはこんなところかな。

それぞれ説明してみます。

自由度が高い

当然なんだけど、白紙のページ(ドットまたは方眼があるだけ)なので

  • すべて手書きが基本(プリント貼り付けOK)

なんですよね。だから・・・、

  • 書き写し作業(移動)が毎日あります。
 

もちろんバレットジャーナルの公式手帳もありますよ。こちらは予め必要なページが用意されていたり、ページ番号が振ってあったりします。(お値段が・・・)

 

だから、バレットジャーナルのサンプルを以前みたときは、

  • カレンダーを手書きするなんて面倒でやってられん!
  • 毎日、前日のを書き写すとかしたくない!

とか思ってました😁。

 

手帳に移る前に課金してたアプリ(Opus One)は、自動的に翌日へ転記されて楽に感じてたけど。

やっぱり自動で書かれるのって頭に残らない

振り返ったら何もみえない感じで😓

 

実際に書いてみると大したことないし、

むしろ自分で自由に書くからタスクを意識できる。

アプリのルールや制限に縛られず気楽です。(自分好みな完璧アプリなんてない

あと、前のタスクを書き写すことで、

改めて自分がやり残していることに目を向けられるようになりました。

夜にやり残しを確認して翌日分を記入、

翌朝はそれを見て優先的にやることを消化していく。

そういう流れが自然とできあがりました。

バレットジャーナルの1日の流れ
バレットジャーナル(Bujo)の一日の流れ

*実際の罫線は水色なんだけど、光の加減で灰色に見えてます😓

 
そよパパ
そよパパ

正直、やり残したことを書き続けるのって嫌。なので、さっさと消化、または先送り・不必要で削除、と判断するようになります。

リストがスッキリすると、自分が自由にできる時間が増える感覚ができます。これはとても気持ちがいい♪

そよママ
そよママ

手帳にはタイムラインがいるんだーって言っていたけど。もういらないの?

そよパパ
そよパパ

必要な時にだけ書けばいいかな。

毎日タイムラインを書かないといけないのであれば、そのための書き方をするようになると思う。

 

Index(目次)を作る考え方が良い

バレットジャーナルを作り始めると一冊の手帳にいろいろな情報が混在するようになります。

  • 毎日のログ
  • 月間の予定表
  • 年間の予定表
  • 『思考の整理学』に基づいた思いつきの記録
  • 本のリスト
  • あると便利なリスト(旅行時の荷物、買い物など)
  • 出納記録

まだあるけど・・・。これが入り混じると、どこになにがあるのやら?ですよね。

だからノートを分けたり、システム手帳にしたりするのよね。

 

バレットジャーナルではページ番号を必ずふり、

新しいページを書いたらIndexに記録していきます。

そうすると、後からページを探すときに迷うことなく開くことができます。

私は、付箋を貼ってよく使うページがすぐにわかるようにしてます。

バレットジャーナルのIndex
バレットジャーナルのIndex
 
そよパパ
そよパパ

厚みのある手帳だと、インデックスシールを貼ると良いですよね。このIndexの考え方は普段のノートにも応用できるような。

 

必要なページだけ手帳にある

私、今は宮崎に住んでるのですが・・・

  • 大阪や東京の路線図なんかいらん!
  • 世界の時差もいらん!

ですよ・・・。😓あと、

  • 一年分の紙を持ち歩きたくない!

バレットジャーナルは、必要なページだけが増えるので

例え白紙ページが多くても負担(心理的に!)になりません。

私のように測量野帳とか40枚(80ページ)の手帳ならその恩恵を強く実感すると思います。

約6mmという厚み測量野帳
約6mmという厚みの測量野帳

正直、一年後の日付まで書いてあっても、

「あー、一年後続いているかな」

とか思うだけなんですよね。(続けろよ、と言われそうだけど)

 

ドット罫のノートは、公式ノート(ロイヒトトゥルム)やその他のメーカー(MDノートを見てみると数種類すぐみつかります。

横罫のノートでも問題ないと思うけれど。ここは好みでしょうか。

ちなみに測量野帳は方眼です。

 

薄くて小さい手帳でも十分活用できる

手帳はいつも持ち歩きたい、というか持ち歩いてる。

2019年に買った手帳は、お世辞にも軽いとは言えず。

子どもの習い事で遠征に同行する時、

いかに荷物を減らすかが大変だったのに

手帳が重いとか本当に嫌でした。

挙げ句、スーツケースに入れっぱなしで手帳を開かないとか(疲れ果ててました)😓

なので私の中で 手帳もつ=苦痛 でしかなく。

 

そんな中で、Twitterのフォロワーさんが測量野帳を教えてくれて。

その時は心の片隅にとどめておいたのですが、

バレットジャーナルを始めるときに思い出して使い始めました。

薄くて小さくてページ数も40枚しかないけれど、

この軽さ携帯性の良さ!ハードな表紙

もう毎日の必須アイテムになってます。

測量野帳10冊セット
10冊届いた時は大丈夫かなーっと不安だった😂

測量野帳のレビューをかきました♪

 

寝る前に枕元に置くのも場所とらないし。

表紙も硬いので下敷きなどいらない

立ったままメモもやろうと思えば出来ます。

これは本当に良い出会いでした。

これから始める人にもオススメしますが、

小さすぎて文字が書けない、とかあるかも。

参考までに比較写真を。

測量野帳の大きさ比べ
測量野帳の大きさ比べ(スマフォは、iphone7)
 

いろいろなノートを一緒にしても大丈夫

Indexがあるから一冊にしても大丈夫、と先でも話しました。

学校のノートで言えば、教科ごとに分けていたノートを

一冊で済ませてしまった、みたいな?感じです。

同じIndexに記入するとわからなくなるので、

独立したIndexを作ってそこへ関連する項目の目次を作ればOK。

例えばこんな感じ

Index

  • 献立Index ・・・ 21
  • 読みたい本Index ・・・23
 

21ページ目には、献立を集めたIndex、23ページ目には読みたい本Indexを作り、それぞれ関連するページを記録します。

例えば献立なら・・・

献立Index

  • 筑前煮 ・・・25
  • ドレッシング ・・・26

ノート分けるのが嫌でルーズリーフを選択してた高校時代。

だけど、外してまとめたりするのが結構面倒というか・・・。

あの時も、別に外さずに目次作っていればよかったのかなー。(バインダーが高くてそうもいかないだろうけど。科目ごとの区切りはあったけどねえ。)

もっといえば、ルーズリーフやめて、大学ノート一冊で。

このやり方、知っておけばなー(提出があったら面倒だけど)。

ただ、広い紙に伸び伸びとマインドマップを書くのも好きだったので、

すべてやってきたことが無駄・悪かったわけではないけれどね。

ここは経験値が増えてたと良い方向で解釈してます。😁

Indexのおかげで目的のページもすぐに見つかります♪

 

コレクションで思考を整理する

本の中で提案されていたアイデア。

このコレクションっていうのは、『思考の整理学』でいえば、2冊目のノートにあたる。バレットジャーナルだと、別に分けなくても1冊でもできるよね、という感じ。(2冊目のノートは広いノートにした方がやりやすいとは思うけど。)

そよパパ
そよパパ

メモの魔力』でも思考展開方法書かれてますね。マインドマップや方眼ノート、この展開方法については好きな方法で良いかと。

アイデア・やりたいことなど書き出していると似通ったものが出てくることがある。

それって自分が気になっていることなので、改めて広く深く考えるきっかけになる。

ある事柄について考えるページ、それがコレクション。

例えば私の場合、

  1. 囲碁関係のことのメモが多い
  2. 囲碁関係のことで何がしたいのだろうか?1ページ作り、まずは書き出してみる。
  3. 書き出した吟味し、深く考えたい項目はさらに1ページを作り、どうしてそれをしたいのか?その理由は?それをするとどうなる?という問いかけをしていく。

こういうのって頭の中で考えていても仕方がない。

さっさと手を動かして思うままに書き出していってみる。

私はやりたいことを毎年沢山書き出しているのだけど、2019年は結構実行して途中で止めたことが多かったです。

理由はおそらく、それをやっただけで、その先のこと、どうしてやってるのか、どうなりたいのかなどが欠落していたからだと。

沢山やりたいことを書き出すのが悪いのではなく、その中で自分が選択する基準とするべきものがあやふやすぎたのでした。

2020年、あらたにやりたいことが沢山できているのだけど、このバレットジャーナルを使ってぶれないようにススメていけたらなあ、と思ってます。

この書き出す手法は、マインドマップが良ければそれでもいいし、マトリックスがよければそれでもいいし。

大切なのは、どうしてそれをやるのか、それをしたらどうなるのか?とか理由・目標を忘れないことね。

メモの魔力』では自己分析してみるように書かれてますね。

若いうちはいろいろとやってみることすべてが無駄にならないから、どんどんやってみるのが良いんですよね。歳とると、時間が〜とか思ってしまいます😂。

この本の中では、1枚の紙に「思考の目録」を作るように言われてます(別に作らなくても普通の手帳として使える)。これは、「今取り組んでいること」「取り組むべきこと」「取り組みたいこと」と分けて考える方法。この中で本当にやるべきことを取捨選択していきます。

そよパパ
そよパパ

このあたりが人生を変えるノート術と謳っている所以ですね。私はまだまだ始めたばかりなので、今後の変化を見つめたいな。(途中でやめたりして、という気持ちは年がら年中あるんだけどね)

 
そよパパ
そよパパ

ざっとこんな感じかなー

そよママ
そよママ

コレクションのところが少し分からないけど。まあ、それは本を読んだら分かるね。

そよパパ
そよパパ

そうね。あとはやってみるのが一番なんだけどね。

 

実際にバレットジャーナルの作り方を写真と併せてご紹介します。

写真を増やしたので、ページを分けますね😓

この本は、ただ箇条書きの便利な方法を紹介してるのではなく、それをいかに自分の人生へ役立てていくかという確立したメソッドをもっと紹介しています。ここでは現時点で私の感じたことだけを書いているだけので、ご了承くださいね。

著:ライダー・キャロル, 翻訳:栗木 さつき
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